Gustav Holst [The Planets Op.32]
- Berliner Philharmoniker - H. von Karajan
ホルストの組曲「惑星」は「ジュピター」が最も有名ですが、
惑星の映像を見ながら聞き入ると、それぞれの惑星のイメージが
楽曲の中から広がってきます。
最も敬愛するカラヤン指揮、ベルリンフィルの演奏は、個人的な
好みですが、最高のクオリティだと思います。
ホルストの「惑星」は、当時は低水準に見られ、知名度も低かったのですが、
1961年頃、カラヤンに発掘され、ウィーンフィルの演奏でレコーディングされて
大ヒットとなり、今日に至っています。
<構成>
作曲当時太陽系の惑星として知られていた8つの天体のうち、地球を除いた7つの天体
(すなわち水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星)に、曲を1曲ずつ割り当てた、
全7曲で構成される組曲になっています。
それぞれにつけられた副題は、以下のようになっています。
火星:戦争をもたらすもの
金星:平和をもたらすもの
水星:翼のある使者
木星:快楽をもたらすもの
土星:老いをもたらすもの
天王星:魔術師
海王星:神秘主義
グスターヴ・ホルス ト(イギリス:1874~1934)
『惑星』 作品32 (The Planets, Op.32) - 7つの曲から成る、
大編成の管弦楽のために書かれた組曲で、
最後の「海王星」では舞台裏に配置された女声合唱が使われる。
占星術から着想を得て書かれた作品である。(ウィキより抜粋)